アマショーお誕生日おめでとう!!!!
というわけでせっかくなので初SSはアマショーでいきます。
(実はアマショー未プレイなので細かい裏話とかは矛盾してるかもです…ごめんなさい…)
一人称とかうろ覚えです……ごめんなさい……
私の天地くんはこんなんじゃないわ!ってなる可能性大です。
それでは……
++++++++
僕は今日という日をずっとずっとずっと待っていた。
先月から指折り数えてやっと、やっと今日を迎えた。
0時をすぎて携帯をずっと握りしめて一通のメールか、一本の電話を待った。
待って待って待って待って。
朝。
結局大好きな先輩から連絡はこなくて、僕は無駄に夜を明かしたことになった。
だいたいあんだけ一緒に帰ったりしてるんだから知らないはずはないよね!
僕の誕生日!
でも先輩ボケてるからうっかり忘れてそう……というか忘れてたりして……。
昨日の朝は覚えてたけど放課後になってすっかり忘れてたとか言い出しそう……。
でも、まだそうと決まったわけじゃないし、学校行って先輩の顔見ればすぐわかることだし。
自分に言い聞かせながら、登校の準備をした。
「しょーうたくん!お誕生日おめでとう!」
「ケーキ好きだって言ってたからー作ったのー!」
「応援団大変だと思うからよかったら使ってね!」
学校につくなり先輩方が思い思いのプレゼントを押し付けてくる。
だいたい知らない人の手作りケーキとかどうなの……。
タオルもセンスないしさぁ。
なんだか僕を差し置いて僕の誕生日で遊んでるみたいで嫌になる。
一人気をきかせた先輩が大きな紙袋をくれたからそれに全部入れたけど、一体全体僕一人にどうやってこれを持って帰れって言うの? 今日も部活あるんだけど。
朝のHRが終わってから今度は同級生がプレゼントを持ってやってくる。
どうぞ、どうぞ。僕ははね学の二大プリンスの一人なんでしょ? いい子にしてるよ。
手作りのマスコットとか中に何入ってるか考えたくないよね。
ほんとセンスのない贈り物ばっか……。
それをもらってニコニコとありがとうなんて言える自分を誇らしく思えるね。
てゆーか、こんだけ騒ぎになってるのに顔を見せに来ないあの人は何考えてるんだろう!
昼休み。
プレゼントラッシュもだいぶ落ち着いて、僕はもらった食べ物を別の袋にいれてダメダメな先輩を探した。
まずは教室。
「あーーー!二代目プリンスや!」
ドアから恐る恐る教室を覗くとハキハキとした関西弁が聞こえてきた。
「西本先輩……あの、小波先輩がどこにいるかご存知ですか?」
僕が聞くと、西本先輩はとくに考える素振りもなく「見てへんわー」と答えた。
ありがとうございます、と言って次は屋上かな、とか考えてたら背後から「誕生日おめでとーーーー!」と叫ばれた。
そろそろ日差しも強くなってきたからか、屋上にはあまり人がいなかった。
ここにも先輩はいない……。
中庭だろうか。
でも中庭は先輩がいっぱいいるからあまり行きたくないなぁ……。
時間もないしとりあうず空き教室でこのもらった分をお昼に食べよう。
そう思って近くの教室をドアを開けた。
「あっ天地くん!」
開けるとそこにはずっと探してた先輩がいた。
「だだだダメだよ!まだ!ダメ!」
明らかにパニクってる先輩が僕のとこまで走ってきて僕を教室の外に追い出した。
なぜか先輩の手にはチョコペン。
「僕ここでお昼食べたいんですけどーぉ」
「ダメ!ダメ!」
そう言って先輩はドアを閉めてしまった。
先輩も手作り派なんだ……。
ドアを少しだけ開けて中を見ると、どうやらスポンジをラッピングしている最中だった。
静かにあけて中に入っても先輩は気づく気配がない。そーっと先輩の背後に回る。
スポンジには「誕生日おめでとう!」とあまり綺麗ではない字で書かれていた。
うんうん、チョコペンって思ったより難しいんだよねー。
「先輩さぁ」
「きゃっ」
声をかけると先輩はびっくりした様子で振り向いた。(本当に気付いてなかったみたい)
「なんで学校で最後の仕上げしてるわけ? だいたいメールくらいくれても……」
言葉は続かなかった。
先輩は顔を真っ赤にしてうつむいている。
「どうしたの? 味見のしすぎてお腹いたい?」
「だってこれ今朝できたから……」
ほとんど聞こえないくらいの声量でぼそぼそと先輩は言った。
「学校に間に合わなくて……」
「えっ一晩中それやってたの!」
僕がいうと今にも泣き出しそうな先輩が僕を見た。
「だって天地くん普段からケーキ食べてるからまずいもの渡せないしっ!」
「先輩さーわかってないよねー」
何が?ととぼけた声で僕に言う先輩。
スポンジケーキは生クリームとイチゴが間に挟んであって、色も綺麗なきつね色。ふかふかしてそうな、甘そうな見た目で多分美味しいんだろうなって思った。
「先輩が作ってくれたものはなんでも美味しいに決まってんじゃん」
砂糖と塩を間違えて作ったおにぎりだって、火加減を間違えたカレーだって、先輩が作ってくれたものならなんでも美味しいよ。
僕がそう言うと先輩はまた赤くなって「ありがとう」って言った。
「でも先輩、僕に何か忘れてない?」
「えっ?」
「僕夜通し待ってたんだけど」
先輩はなんだろうって顔をして僕を見た。
当然答えは教えないけど。
すると先輩はわかったみたいで、僕に満面の笑みで言った。
「誕生日おめでとう!天地くん!」
+++++++
すいませんでしたああああああああああ!
天地くんSS!初!SS書くのすら初!
プリンスだらけのこんな学校行ったら大変だすよ……。
なんかこのデイジー内向的でゲームの乾いたデイジーとは違う……泣
というわけでせっかくなので初SSはアマショーでいきます。
(実はアマショー未プレイなので細かい裏話とかは矛盾してるかもです…ごめんなさい…)
一人称とかうろ覚えです……ごめんなさい……
私の天地くんはこんなんじゃないわ!ってなる可能性大です。
それでは……
++++++++
僕は今日という日をずっとずっとずっと待っていた。
先月から指折り数えてやっと、やっと今日を迎えた。
0時をすぎて携帯をずっと握りしめて一通のメールか、一本の電話を待った。
待って待って待って待って。
朝。
結局大好きな先輩から連絡はこなくて、僕は無駄に夜を明かしたことになった。
だいたいあんだけ一緒に帰ったりしてるんだから知らないはずはないよね!
僕の誕生日!
でも先輩ボケてるからうっかり忘れてそう……というか忘れてたりして……。
昨日の朝は覚えてたけど放課後になってすっかり忘れてたとか言い出しそう……。
でも、まだそうと決まったわけじゃないし、学校行って先輩の顔見ればすぐわかることだし。
自分に言い聞かせながら、登校の準備をした。
「しょーうたくん!お誕生日おめでとう!」
「ケーキ好きだって言ってたからー作ったのー!」
「応援団大変だと思うからよかったら使ってね!」
学校につくなり先輩方が思い思いのプレゼントを押し付けてくる。
だいたい知らない人の手作りケーキとかどうなの……。
タオルもセンスないしさぁ。
なんだか僕を差し置いて僕の誕生日で遊んでるみたいで嫌になる。
一人気をきかせた先輩が大きな紙袋をくれたからそれに全部入れたけど、一体全体僕一人にどうやってこれを持って帰れって言うの? 今日も部活あるんだけど。
朝のHRが終わってから今度は同級生がプレゼントを持ってやってくる。
どうぞ、どうぞ。僕ははね学の二大プリンスの一人なんでしょ? いい子にしてるよ。
手作りのマスコットとか中に何入ってるか考えたくないよね。
ほんとセンスのない贈り物ばっか……。
それをもらってニコニコとありがとうなんて言える自分を誇らしく思えるね。
てゆーか、こんだけ騒ぎになってるのに顔を見せに来ないあの人は何考えてるんだろう!
昼休み。
プレゼントラッシュもだいぶ落ち着いて、僕はもらった食べ物を別の袋にいれてダメダメな先輩を探した。
まずは教室。
「あーーー!二代目プリンスや!」
ドアから恐る恐る教室を覗くとハキハキとした関西弁が聞こえてきた。
「西本先輩……あの、小波先輩がどこにいるかご存知ですか?」
僕が聞くと、西本先輩はとくに考える素振りもなく「見てへんわー」と答えた。
ありがとうございます、と言って次は屋上かな、とか考えてたら背後から「誕生日おめでとーーーー!」と叫ばれた。
そろそろ日差しも強くなってきたからか、屋上にはあまり人がいなかった。
ここにも先輩はいない……。
中庭だろうか。
でも中庭は先輩がいっぱいいるからあまり行きたくないなぁ……。
時間もないしとりあうず空き教室でこのもらった分をお昼に食べよう。
そう思って近くの教室をドアを開けた。
「あっ天地くん!」
開けるとそこにはずっと探してた先輩がいた。
「だだだダメだよ!まだ!ダメ!」
明らかにパニクってる先輩が僕のとこまで走ってきて僕を教室の外に追い出した。
なぜか先輩の手にはチョコペン。
「僕ここでお昼食べたいんですけどーぉ」
「ダメ!ダメ!」
そう言って先輩はドアを閉めてしまった。
先輩も手作り派なんだ……。
ドアを少しだけ開けて中を見ると、どうやらスポンジをラッピングしている最中だった。
静かにあけて中に入っても先輩は気づく気配がない。そーっと先輩の背後に回る。
スポンジには「誕生日おめでとう!」とあまり綺麗ではない字で書かれていた。
うんうん、チョコペンって思ったより難しいんだよねー。
「先輩さぁ」
「きゃっ」
声をかけると先輩はびっくりした様子で振り向いた。(本当に気付いてなかったみたい)
「なんで学校で最後の仕上げしてるわけ? だいたいメールくらいくれても……」
言葉は続かなかった。
先輩は顔を真っ赤にしてうつむいている。
「どうしたの? 味見のしすぎてお腹いたい?」
「だってこれ今朝できたから……」
ほとんど聞こえないくらいの声量でぼそぼそと先輩は言った。
「学校に間に合わなくて……」
「えっ一晩中それやってたの!」
僕がいうと今にも泣き出しそうな先輩が僕を見た。
「だって天地くん普段からケーキ食べてるからまずいもの渡せないしっ!」
「先輩さーわかってないよねー」
何が?ととぼけた声で僕に言う先輩。
スポンジケーキは生クリームとイチゴが間に挟んであって、色も綺麗なきつね色。ふかふかしてそうな、甘そうな見た目で多分美味しいんだろうなって思った。
「先輩が作ってくれたものはなんでも美味しいに決まってんじゃん」
砂糖と塩を間違えて作ったおにぎりだって、火加減を間違えたカレーだって、先輩が作ってくれたものならなんでも美味しいよ。
僕がそう言うと先輩はまた赤くなって「ありがとう」って言った。
「でも先輩、僕に何か忘れてない?」
「えっ?」
「僕夜通し待ってたんだけど」
先輩はなんだろうって顔をして僕を見た。
当然答えは教えないけど。
すると先輩はわかったみたいで、僕に満面の笑みで言った。
「誕生日おめでとう!天地くん!」
+++++++
すいませんでしたああああああああああ!
天地くんSS!初!SS書くのすら初!
プリンスだらけのこんな学校行ったら大変だすよ……。
なんかこのデイジー内向的でゲームの乾いたデイジーとは違う……泣
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